渡辺司が日本シニアオープン初優勝
第19回日本シニアオープンゴルフ選手権競技は1日、滋賀県の琵琶湖カントリー倶楽部栗東・三上コース(=6946ヤード、パー72)で最終日を迎え、2位に3打差の首位でスタートした渡辺司(52)が辛抱強いゴルフで逃げ切り、通算8アンダーで初優勝を飾った。渡辺はシニアツアー3勝目。1打差の2位には室田淳、高橋勝成、尾崎健夫の3人が並んだ。
午前中の好天が、昼過ぎに一転して雨に変わり、時折、激しく降ってコースがかすむほど。上位陣はスコアメイクに苦しみ、前日、7連続バーディーの猛チャージを見せた中嶋常幸も、前半こそ3バーディーで首位に並んだが、後半は11番(パー4)と17番(パー3)でダブルボギー、15番(パー4)ではトリプルボギーをたたくなど大きくスコアを崩す。結局、通算1アンダーの6位に終わり、連覇はならなかった。
一方、渡辺は3バーディー、4ボギーと粘り強いゴルフを見せる。17番ショートホールではティーショットを右の側溝に打ち込み、斜面から打ったセカンドもグリーン脇のバンカーへ。しかし、絶妙のバンカーショットでピンに寄せ、ボギーで凌ぐと、1打リードで迎えた最終18番では第2打をピン奥6メートルにつけた。下りのパットがやや大きすぎたものの、パーセーブ、追いすがる3人を振り切った。
渡辺司の話「もう今年はこれで終わってもいい。それぐらい嬉しい。49歳の時に肩が痛くて、もうゴルフはできないと思ったこともあった。最終18番のパットは『おびえのオーバー』となってしまったが、ここでプレーオフになったら自分に勝ちはない、シニアオープンで優勝できる最後のチャンスと思って(返しのパットを)打った」
(賞金総額8000万円、優勝賞金1600万円、出場59選手=アマ4、雨時々曇り、気温23.2度、風なし、観衆2291人)
◇渡辺司が3打差首位 日本シニアオープン 中嶋も猛追
◇3年連続2位の室田が2日目首位 日本シニアオープン
◇4度目の優勝を狙う高橋勝成が首位 シニアオープン初日