日本女子オープン
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横峯さくらの涙 日本女子オープン  2009年10月4日

ゴルフジャーナリスト 三田村昌鳳

 宋ボベとのプレーオフを終えて、プレスインタビュールームにやってきた横峯さくらの表情は、複雑だった。最終日、65というビッグスコアを出して首位に追いついたナイスゲームと、プレーオフの1ホール目、18番、勝敗を決める最後のパッティングでの「悔い」である。

 どうしても悔やまれるパッティングをしてしまったのだ。「実は、キャディとの意見の食い違いがあって…。それでも、最後は自分が決めたライン通りに打とうと思ったのですが…」。躊躇してしまった。迷ってしまった。その迷ったぶんだけ、ボールがカップを離れてしまったのである。

「やっぱり未熟です」。そう語る横峯の目から、涙が少しずつこぼれてくる。  敗れた悔しさ以上に、逡巡しながらストロークをしてしまった自分に対するふがいなさが大きい。

 第42回日本女子オープン。初日から、天候がめまぐるしく変わった。2、3日目は、時折激しい雨が混じる悪天候。秋晴れは、最終日だけだった。日本の女子ツアーでは、3日間54ホールが通常だが、この女子オープンなどメジャー大会では、4日間72ホールの戦いとなる。その4日間のゲームの中で、選手たちは、自分自身の技を出し切って、上位を目指していく。

  ゴルフのスコアには、小数点がない。パー4で、惜しいパーでも「惜しかったから限りなくバーディに近い3・9。いや3・7だ」とは書かない。逆に、ボギーになりそうな場面でパーにしても、小数点を加味しない。

横峯さくら
(C)JGA, Photographer GARY.S.KOBAYASHI

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